こんなお悩みございませんか?
□ 物を持ち上げたり、握ったりする動作で肘の外側が痛む
□ 肘の内側に痛みがあり、投げる動作や手首を曲げると痛い
□ 肘を曲げ伸ばしする時に引っかかり感や痛みがある
□ 肘の後ろ側が腫れていたり、押すと痛みがある
□ 手や指にしびれがあり、肘周辺にも違和感がある
肘の痛みで病院や整形外科を受診して、 「検査では異常なし」 「使いすぎが原因ですね」 「炎症があるので湿布で様子を見ましょう」 と言われたことはありませんか?
肘の痛みは「使いすぎ」や「炎症」が原因と考えられがちですが、実は筋肉のバランスや姿勢の乱れが関係しているケースも少なくありません。
本日は、整体の視点から”肘痛の原因”について解説していきます。

肘痛の主な原因とは?
1.筋肉の過緊張・使いすぎ
・前腕の筋肉(屈筋群・伸筋群)の酷使
前腕には「屈筋群(手首や指を曲げる筋肉)」と「伸筋群(手首や指を伸ばす筋肉)」という2つの筋肉グループがあり、それぞれ肘の内側と外側に付着しています。
日常生活では、物を握る・つかむ・持ち上げるといった動作を無意識に繰り返していますが、これらの動作すべてで前腕の筋肉が働いています。
特に同じ動作を反復すると、筋肉の付着部である肘に繰り返しストレスがかかり、微細な損傷が蓄積していきます。
・パソコン作業、スマホ操作による持続的な負担
パソコンのキーボードやマウス操作、スマホを持ち続ける動作では、手首を一定の角度で固定したまま指だけを動かします。
この時、前腕の筋肉は「等尺性収縮(=筋肉の長さを変えずに力を入れ続ける状態)」を続けることになり、筋肉内の血流が悪化します。血流が悪くなると酸素や栄養が不足し、老廃物が溜まりやすくなるため、筋肉が常に緊張状態に陥ります。
さらに、重いものを繰り返し持つことで筋肉の疲労が蓄積すると、回復が追いつかず炎症を起こしやすくなり、肘の痛みとして現れます。
2.姿勢の乱れ
・猫背や巻き肩による肩・腕への負担増加
肩が前に出る「巻き肩」になると、肩甲骨の位置がズレてしまいます。
これにより、肩から腕にかけての筋肉が常に引っ張られた状態になり、特に肘の外側に付着する伸筋群(手首や指を伸ばす筋肉)が常に引き伸ばされます。
その結果、肘の付着部に持続的なストレスがかかり、テニス肘(外側上顆炎)などの痛みを引き起こしやすくなります。
・デスクワーク時の肘の位置が不適切
理想的な肘の位置は、肘が90度に曲がり、前腕全体が机に支えられている状態です。
肘が浮いた状態で作業を続けると、前腕の筋肉だけで腕全体の重さを支えることになり、肘に常に負荷がかかります。
また、机から体が離れすぎていると肩が前に出て、マウス操作やキーボード入力の際に手首を固定したまま前腕の筋肉だけで動作を繰り返すため、肘への負担が倍増します。
・首や肩のこりが肘まで影響
人間の体は「筋膜」という薄い膜で全身が繋がっており、首から肩、腕、手先まで連続したネットワークを形成しています。
首や肩の筋肉が緊張してこり固まると、その緊張は筋膜を通じて腕全体に伝わります。
さらに、首の深層筋(斜角筋など)や肩の筋肉(僧帽筋など)が硬くなると、腕への血流が悪くなり、神経の通り道も圧迫されます。このような「連鎖的な緊張」が、肘の痛みを長引かせる大きな要因となります。
3.関節の可動域制限
・肘関節そのものの硬さ
肘関節は「関節包」という袋状の組織に包まれており、この中には関節をスムーズに動かすための「滑液」という潤滑液が入っています。
長期間同じ姿勢を続けたり、動かさない期間が続くと、関節包が硬く縮んでしまい、関節の動きが制限されます。
特に肘関節は曲げ伸ばしの動きが大きいため、関節包が硬くなると完全に伸ばせない・曲げられないという状態になります。
・手首や肩の動きの悪さによる肘への負担が集中
腕全体の動きは、肩・肘・手首の3つの関節が連動して行われています。
例えば、物を持ち上げる動作では本来、肩と手首がある程度の動きを分担しますが、肩の可動域が狭かったり手首が硬かったりすると、その不足分を肘が補おうとします。
これを「代償動作」と呼びます。
この代償動作により、肘への負担が集中し、痛みの原因となります。
・関節周辺の組織の癒着
肘の周辺には、筋肉・腱・靭帯・神経・血管など多くの組織が密接に存在しています。
炎症や微細な損傷が繰り返されると、これらの組織同士が本来はそれぞれ動くべきところが「癒着」してくっついてしまいます。
特に前腕の筋肉と腱が癒着すると、筋肉が収縮する際に腱が正常に滑らないため、動きが制限され、無理に動かそうとすると痛みが生じます。
4.筋肉のアンバランス
・前腕の内側(屈筋群)と外側(伸筋群)の筋力差
前腕の内側にある屈筋群、外側には伸筋群があり、この2つの筋肉グループがバランスよく働くことで、肘関節は安定します。しかし、日常生活では物を握る動作が圧倒的に多いため、屈筋群(握る筋肉)ばかりが発達・緊張しやすく、伸筋群は相対的に弱くなりがちです。
このバランスが崩れると、強い方の筋肉が肘の付着部を過度に引っ張り続けるため、骨と腱の接合部に炎症が起こりやすくなります。特に伸筋群が弱い場合、テニス肘(外側上顆炎)のリスクが高まります。
・上腕(二の腕)と前腕の筋力バランスの崩れ
肘関節は、上腕の「上腕二頭筋(力こぶの筋肉)」「上腕三頭筋(二の腕の裏側)」と、前腕の屈筋群・伸筋群によって動きが制御されています。
例えば、上腕の筋力が強すぎて前腕が弱い場合、肘を曲げる動作で肘関節に過度な圧縮力がかかります。
逆に前腕だけが過度に緊張している場合、肘の付着部が常に引っ張られ続けます。
このように肘を挟む上下の筋肉のバランスが悪いと、関節そのものに負担が集中し、関節軟骨の摩耗や炎症を引き起こします。
・利き手の酷使による左右差
日常生活では利き手ばかりを使うため、利き手側の前腕や肘周辺の筋肉だけが発達し、反対側は使われないまま弱くなります。
この左右差が大きくなると、利き手側は筋肉の疲労が蓄積しやすく、回復が追いつかないまま使い続けることで慢性的な症状につながります。
また、左右の筋力差は姿勢の歪みにもつながってしまい、肩や首の位置がズレることで、さらに肘への負担が増すという悪循環を生み出します。
5.神経の圧迫
・首や肩からの神経の通り道の圧迫
腕や手指を動かす神経は、すべて「頸椎(首の骨)」から出て、首→肩→腕→手先へと伸びています。
首や肩の筋肉(斜角筋、僧帽筋など)が過度に緊張すると、この神経の通り道が圧迫され、神経の伝達が妨げられます。神経が圧迫されると、肘や前腕に痛み・しびれ・だるさといった症状が現れます。
特にデスクワークやスマホ操作で首が前に出る「ストレートネック」の姿勢が続くと、頸椎周辺の筋肉が常に緊張し、神経圧迫のリスクが高まります。
・尺骨神経(肘の内側)や橈骨神経(肘の外側)への負担

肘の周辺では「尺骨神経」が肘の内側を、「橈骨神経」が肘の外側を通っています。
尺骨神経は肘の内側の骨のすぐ近くを通るため、肘を曲げた姿勢が続いたり、肘を机に押し付けたりすると圧迫されやすく、小指側にしびれや痛みが出ます。
一方、橈骨神経は肘の外側から前腕の親指側へ伸びており、圧迫されると親指や人差し指側にしびれが現れます。
これらの神経圧迫が慢性化すると、肘の痛みだけでなく、握力低下や細かい作業が困難になることにもつながります。
・胸郭出口症候群などの影響
「胸郭出口」とは、鎖骨と第一肋骨の間の狭い隙間で、ここを腕へ向かう神経や血管が通っています。
なで肩の方や猫背・巻き肩の姿勢が続くと、この隙間がさらに狭くなり、神経や血管が圧迫される「胸郭出口症候群」が起こります。
この状態では、肩から腕全体にかけて痛み・しびれ・だるさ・冷感などが現れ、肘の痛みとして感じることもあります。
神経だけでなく血管も圧迫されるため、腕全体の血流が悪くなり、筋肉の回復が遅れて慢性的な症状につながります。
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肘痛を根本的に解決するには?
・筋肉のバランスを整える
前腕の屈筋群と伸筋群、上腕と前腕の筋力バランスを整えることが重要です。
緊張している筋肉をしっかりと緩め、弱っている筋肉を適切に鍛えることで、筋肉の付着部への過度なストレスを軽減できます。
特に伸筋群(手首や指を伸ばす筋肉)は弱くなりがちなため、意識的に強化することでテニス肘などの予防につながります。
・姿勢を改善する
猫背や巻き肩を改善し、肩甲骨を正しい位置に戻すことで、腕全体の筋肉バランスが整います。
デスクワーク時には、肘が90度に曲がり前腕全体が机に支えられる理想的な位置を保つことが大切です。また、首が前に出るストレートネックの姿勢を正すことで、神経の圧迫も軽減され、肘への負担が根本から減少します。
・関節の可動域を広げる
肘関節だけでなく、肩・手首の可動域も改善することが必要です。
他の関節がスムーズに動けば、肘が代償動作(=かばう動き)で無理をする必要がなくなり、負担が分散されます。また、関節周辺の組織の癒着をほぐすことで、筋肉や腱が本来の滑らかな動きを取り戻し、痛みの軽減につながります。
・全身のつながりを整える
肘の痛みは、首・肩・背中など離れた部位の問題が原因となっていることも多くあります。
筋膜を通じて全身はつながっているため、肘だけでなく身体全体のバランスを整えることが根本的な解決につながります。整体では、痛みのある肘だけでなく、姿勢・筋肉の緊張・関節の動き・神経の状態などを総合的に評価し、身体全体を調整していきます。
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肘痛の多くは、レントゲンやMRIでは映らない筋肉・姿勢・柔軟性の問題が原因です。
整体では、肘だけでなく首や肩、手首など全身のバランスを評価し、肘にかかる負担を軽減していきます。硬くなった筋肉や軟部組織をほぐし、正しい動きを取り戻すことで、痛みの根本原因にアプローチします。
「検査では異常なし」と言われても諦めず、整体で身体全体を整えることが、肘痛改善への近道です。
当院の施術内容
トリガーポイント療法

不良姿勢で周囲の血流や神経の流れが悪くなると肘の痛みやこわばりを引き起こします。硬くなりやすい筋肉を押さえながらストレッチを行う「ASTR」という手技を併せておこなうことで、より手技施術の効果性を高めます。 トリガーポイントが原因だった場合、ゆるめた瞬間から肘の痛みや動きにくさが軽くなることもあります。
背骨・骨盤矯正

背骨・骨盤矯正にはスラストという矯正技術を用いて、首や腰の不良姿勢からきている猫背・巻き肩などの歪みによって動きが悪くなっている関節を、ピンポイントに狙って動かします。
関節の正しい運動を取り戻すことで、血流の流れがスムーズになり、筋肉の緊張が取れるため肘の痛みが改善されていきます。
さらに、背骨や骨盤のバランスが整うことで、腕全体の動きがスムーズになり肘への負担が軽くなり、痛みが出にくい根本的に強い身体へと導くことができます。
筋膜ストレッチ

不良姿勢によって縮こまってしまった首・肩・背中、前腕などの筋膜にストレッチを施すことで、身体のクセを減らし、身体全体の可動域を広げます。
その結果、肩・肘・手首の動きがスムーズになり、肘の痛みが改善しやすくなります。
日常生活で感じやすい肘が曲がらない、伸びないなどの違和感を和らげ、動きやすい身体づくりをサポートします。
施術料
5,500円 税抜(6,050円 税込)
※トリガーポイント療法+矯正
施術料
7,500円 税抜(8,250円 税込)
※トリガーポイント療法+矯正+ストレッチ
※初回はカウンセリング・検査がある為、約60分かかります。
※お得なコース、回数券もあります。
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吉祥寺整体院ハンドメディスン
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