あなたはこのようなストレスに悩まされていませんか?
- 職場や家庭内での人間関係
- 仕事や育児、家事に追われる毎日
- 期限に追われる責任重大な仕事
私たちの周りはストレスのもとになる要素であふれています。そんなストレスを解消できずにいると身体に様々な症状がでてきます・・・
☑吐き気がして食欲がわかない・・・
☑ズキズキと頭痛がして仕事に集中できない・・・
☑ムカムカ・チクチクと胃痛がして朝からツライ・・・
☑忙しくて心も身体もへとへとなのに、なかなか眠れない・・・
これらはストレスが過度に加えられた際に起こる可能性があります。
“ストレス”と一言にいっても、人により感じる“ストレス”には差がありますよね。今このページを開かれている方はご自身の様々なストレスで悩まれているのではないでしょうか?
実はこういったストレスにより起こる症状は、身体の中で心身の状態を調整する「自律神経」というものが大きく関わっているのです。
そもそも自律神経って何?
自律神経とは『自分を律する神経』とあるように、私たちが普段意識していない内臓や神経の活動を正しく調整してくれている神経なのです。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられ、シーソーのようにどちらかに傾くと身体へ変化を及ぼします。
交感神経が優位になるとき
交感神経は運動をする時やストレスを感じたときに優位になり、身体を<運動モード>にしてくれます。
その他にも人前で話す時のドキドキや、心配事で胸騒ぎが起きたりするのも、精神的なストレスで交感神経が高まることが影響しています。
- 筋が収縮する
- 呼吸が速くなる
- 血流が筋肉に集中する
- 汗をかく
このように交感神経は体を活発に動かすのに重要な働きをしているのですが、ストレスが抜けきれずリラックスしたいときも体が<運動モード>だと、様々な問題が起こってきます。
副交感神経が優位になるとき
副交感神経はリラックスしている時や寝るときに優位になり、身体を<休憩モード>にしてくれます。
例えば仕事で長時間緊張状態にあった後、自宅に帰ってすぐ寝てしまうというのは、交感神経優位の状態から副交感神経優位に切り替わったことが影響しています。
- 筋肉が緩まる
- 呼吸がゆっくりになる
- 血流が内臓に集中する
- 眠くなる
このように身体と心の状態を調整してくれている「自律神経」ですが、運動時には<運動モード>にしてくれる交感神経が優位になり、睡眠時には身体を<休憩モード>にしてくれる副交感神経が優位になるというように、状況や時間に合わせてスイッチが切り替わる事で身体は健康な状態を維持することができるのです。
不規則な生活リズムを改善し、自律神経の乱れを整える4つのポイント
- あらかじめ起床時刻を決めておく。実行可能な起床時刻を決めて、少しずつ慣らしていきましょう。
- 毎日、決まった時間(遅くとも12時くらいまで)に布団に入る。
- 就寝2~3時間前にぬるめの湯に10分~20分ゆっくりとつかる。就寝直前に熱めの湯につかると体温が上昇し本来の生体リズムに逆らう事があります。人の体温は朝方低く夕方にかけてピークになりその後下がっていきます。
- 就寝前1~2時間は読書などでリラックスする。好きな音楽やアロマなどでも良いでしょう。
ただし、これらを守ろうと意識し過ぎると逆にストレスになる場合もありますので、ご自身で出来そうな事から少しずつ始める様にしてみましょう。
「健康ではつらつとした自分」を取り戻すためには、自律神経失調症の事を理解し、生活習慣を少しずつ変えていく必要があります。その手助けが出来れば嬉しい限りです。